誰かのせいにしてしまう。いつも何かのせいにしてしまう。
むしろ自分のせいにすることも「だれかのせい」なことだってある。
例えば、原因が外からやってくるという人は全てが外からやってくるため、自分で直すことが難しくなりますね。
風邪をひいた場合も自分の免疫の問題なのにどこどこにいたから風邪をひいたのではないかとなった場合、これは人のせいであるまたは周りのせいになります。
体調悪いのは、水星逆行のせいだ。とかいう人もそう。
その反対で、すべては自分の責任であるというふうに考えられたら、風邪をひいた原因は、自分が何かをしたからだというふうに考えるため、自分の免疫の問題をすぐに考え直すことができたり、睡眠、食事、生活などを見直せたりすることがあるため治りが早いと言うこともある。
心の問題もそうである。人のせいにする癖がある人は治りが遅いです。
自分の問題だと思える場合は・・・それ場合は根深いものはあるが、治りは早いし、復活も早いし、成長も早いです。


しかし、全てはいつもとっさに出るのです。
無意識というやつに支配されている我々はとっさに人のせいにするし、とっさに自分自身の問題にするだからこそ、
その自分の癖を意識に持ってこない限り、その無意識を永遠に気づかずにいて、いつまでも人のせいにし続け、自分の問題に気づかず成長できずそのまま終わっていってしまいます。
人のせいか、自分のせいか、それらを意識に置いている人と、無意識に持っている人で争いになることすらあります。
トラブルになることも多々あります。
ちょっとしたトラブルがあるからこそ、相手の「本性」に触れることができるのかもしれません。
なにもなく付き合っているときよりも、トラブルを経た方が関係性が深まりやすいということもあったりします。
(もちろん、これで関係性が崩壊することもありますが……)。
その意味でトラブルは「チャンス」であり、ここから先は武器になります。
その武器を生かすも殺すも自分次第なのですが、相手から何か出た時、または自分から何か出る時、三流と呼ばれる人は「言い訳」をし、二流と呼ばれる人は「許し」を請い、一流と呼ばれる人は「謝罪を武器にする」のです。
そんなときに、相手または自分が言い訳をしたり、ごまかしをしたりすれば、完全にアウトです。
その人物に対する、または自分に対する「不信感」は確定します。
しかし真摯に向き合うことは、その人物に対するまた相手に対する「好感度」「親近感」「信頼感」などがアップしているのを実感することができるかと思います。
カウンセリングというものは、自分を知る大事な時間なのですが、なかなか真摯に自分に向き合うことに時間がかかってしまうことがあります。
なかなか認めきれない自分を見つけたり、知っていくことが増えていくことが多いのですが、それを腑に落とすのにも時間がかかります。
時間がかかっても、必ずそれらが自分に浸透する時間もやってくるので、一度自分を知ることに言い訳なく向き合ってみてほしいです。
カウンセリングは、そういう自分を見直せる時間でもあります。お待ちしております。